小学部では、５月１４日（火）にALTのロバート先生と英語の学習をしました。お互いに自己紹介をしたり、一緒に体を動かしたり、ビンゴゲームやマッチングゲームをしたりして、楽しい時間を過ごしました。

　子ども達も、次回の訪問を楽しみにしているようです。

    パナソニック教育財団より「第５０回実践研究助成として１カ年間助成します」という奨励状がとどきました。

    小学部では、５月３１日（金）に運動会を行います。１３日（月）には、事前学習を行いました。

　今回の事前学習のねらいは２つ。「競技の内容を知る」と「自分ががんばる競技を選ぶ」ことです。まずは、競技を知るために、先生がやっているお手本動画を見ました。いつもは、側面から動いている様子を撮った動画を見るだけですが、今回は目線カメラ（ＧＯＰＲＯ）を使って撮った動画も合わせて提示しました。すると、いつもの映像と異なるからなのか？分かりやすいからなのか？は判断できませんが、側面動画より集中して見入っている様子でした。これから始まる練習を通して、理由がどちらなのかを検証していきたいと思います。

　その後は、いつものようにそれぞれipadを使って「がんばる競技」を選びました。この形式の、事前・事後学習を重ねてきたことで、それぞれの先生が、「どう示したら、選びやすいか？」「選んだ理由は？」等と、子ども達の考えを引き出そうとする工夫が多く見られるようになってきました。例えば、頑張る競技として「個人競技」を選んだ子に、更にその競技内にある複数の障害物から「どこを頑張る？」を聞いているケース等です。ipadに示されている「団体競技」と「個人競技」のボタンから「個人競技」を押すと、複数の「障害物」のボタンが現れる訳です。何度か、繰り返して確認していましたが、その子は同じ（個人競技・同じ障害物）選択をしていました。今後も更に、子ども達の気持ちを聞き出す（引き出す）工夫、やりとりを深めることができるように研究をしていきたいと思います。

　５月１０日（金）、小学部全員で「遠足」の事後学習を行いました。まずは、「バスの中では静かに座る」「先生や職員さんの話をよく聞く」という約束の反省をしました。「みんな約束守れた？」の質問にうなずく子ども達。大きな『花丸』をもらうことができました。その後は、スライドで「サツマイモの苗植え」「わんぱくパークでの活動」を振り返りました。最後は、一人ずつipadを使いながら「がんばったこと」と「楽しかったこと」を選び発表しました。

    小学部では、５月８日（水）に行ってきました。前日の雨で心配したお天気でしたが、廊下に飾ったてるてる坊主のおかげか、雨に降られることなく行ってくることができました。

　大型バスに小学部全員で乗って出かけるのは、初めて！校舎の前にバスが停まっているのを見ると、みんな大興奮でした。

　最初の目的地は、楢葉町にある福島しろはとファーム様が管理する畑です。大きな畑には、長――――い畝がたくさんありました。ふたば支援学校が、サツマイモの苗植えを任されたのは２列でしたが、あまりに長いので大丈夫かなと心配しました。今回の植え方は、「挿し棒」という棒を使ってマルチが貼ってある畝に穴を開けます。そこに苗を挿し込み、ぱんぱんと「おいしくなあれ。」という気持ちを込めて叩き押さえる方法でした。「穴を開けて挿す」「ぱんぱんする」が分かりやすかったようで、どんどん植え進めて全部でなんと「２１０本」も植えることができました。１０月に収穫するのが楽しみです。しろはとファーム様には、大型バスが停めておける場所にある畑を準備していただいたり、子ども達が挿し棒を挿す場所が分かるように、あらかじめ小さな穴を開けて頂いたりと、たくさんご配慮いただきました。おかげさまで、子ども達みんな楽しく集中して苗植えすることができました。ありがとうございました。

　次の目的地は、富岡わんぱくパークです。苗植えをした子ども達はおなかがペコペコ。遊ぶ前に美味しいお弁当を中庭で食べました。食後は、いよいよ自由遊びの時間です。ボールプールや滑り台、エアトラックにサイバーホイールなど、遊具がたくさん、子ども達は思い思いの場所で、体を動かしたり、寝転がったりしながら楽しく過ごしました。たくさん活動したこともあって、帰りのバスの中では寝息をたてるお子さんもいました。とても楽しい遠足となりました。